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負担金を支払うはずが 借地権を買い取ってもらえた!

突然ですが、あなたはご自身がお持ちの不動産の価値を正確に理解していますか。 「この辺の土地はどんどん価値が下がっているし、購入したときの1/10くらいにしかならないだろう」 「まだ購入して間もないし、今売れば半値くらいにはなるだろう」 そんなどんぶり勘定で判断していると、いざというとき損をするかもしれません。 また、「家は自分で建てたが、土地自体は借地だから大した資産にはならない」と思っている方はいませんか。 実はそれは大きな誤りで、ご自身にとってプラスになる状況をみすみす見逃しているかもしれません。

【借地権を買い取ってもらえたケース】 Aさんを男手一つで育ててくれた父が、体調を崩して長期入院することとなった。 父は若いころ借りた土地に家を建てて親子二人で暮らしていたが、Aさんはすでに地元を離れていたため、実家は無人に。 そこで地主に土地の返却を申し出たところ、契約書にある通り更地にして返すよう指示があった。

しかし、実際のところこの土地を借りているため「借地権」が発生している。 この事実を知ったAさんは、この権利を買い取ってもらうよう地主に交渉した。 すると、Aさんが更地にするための負担金を払うどころか、借地権売却によって1000万以上のお金を得ることができた。

今回のケースからは、無知の怖さを感じられますね。 もしもAさんが借地権について知らないままでいれば、お金を得るどころか、むしろ更地にするためのコストを支払うことになっていました。 その額は、7桁に及んでいます。

あなたも知らず知らずのうちに、Aさんと同じ状況にいるかもしれません。 住居は大きく分けて下記の3つのケースにわかれるので、ご自身がお持ちの不動産がいずれにあたるか確認してください。 ①建物(自己所有)+土地(自己所有)・・・持ち家 ②建物(自己所有)+土地(貸借)  ・・・借地権発生 ③建物(貸借)   +土地(貸借) ・・・賃貸住宅 もしも②に当てはまる資産を持っているのであれば、借地権を有していることになります。 地域によって差はありますが、住宅の場合、所有権の6割程度の価値があるでしょう。

この借地権を知っているか知らないかは、非常に大きな違いです。 しかし実際には、「借地権なんていう言葉自体、初めて聞いた」という方もたくさんいらっしゃると思います。 ご自身が損をしないために、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。





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